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2017.11.29 (Wed)

頑張る甘ったれ



  やれ120%頑張ると云う人がいたりするけれどそんな人は自分のポテンシャルの全部を何%だと思っているんだろうね。


  例えば自分の限界値を1000%だと規定しているのならば120%と云う数値は理解できる。


  でも一般的には限界値は100%と考えると思うから、それを越えたらどうなるんだろうか、と僕は悩む。


  車のエンジンなら回転数を上げ過ぎてレッドゾーンに入りっぱなしになったらエンジンは早晩壊れてしまうだろうし、そこまで回さなくとも運転手の技術の限界を超えたときに事故は起きちゃうだろう、また我慢の限界を超えたところで人は事件を起こすのではないかと思われるからだ。


  僕としてはリサイタルを始めた頃には殆ど自分の限界よりも少しきつい曲ばかりを選んだもんだから練習が厳しく、しかも暗譜を課していたために無理矢理覚えて本番を迎えていた。


  その結果はリサイタルの翌日から数週間は腑抜け状態だった、と云う経験があるから限界は越えないようにすることが大切だと云うことを学んだ気がする。


  しかし厳しい練習をすれば身体は悲鳴を上げるために寝坊が多くなるし集中力も落ちる訳で、それは身体が自分の身体の限界値を超えないように働いていることを示しているから意識がどれだけ100%を超えようとしてもホメオスタシス的なものはきちんと限界内に収めてくれるのだと思う。


  しかし世の中には難しい作品がわんさかあるからそれを手のうちに入れるためにはどうするべきかと云えば、そのような自分なりに厳しい練習を繰り返して自分の能力の器を大きくするしかない、自分の限界値を大きくするから限界内であっても10年前よりも何曲を手なずけることが出来るように思われるのだ。


  なんてことを別に大相撲で飲み会の席で喧嘩が始まって酒瓶で殴ったとか何とか云うニュースを見て思いついた訳ではないのだけれど、なんとなく120%云々と云う人は頑張れない甘ったれにしか見えない気がするんだ。

  そういえばそんなことを云う人は、思い立ったときだけテンションがマックスに上がっちゃって三歩歩いた途端に自分が何を頑張るのか分からなくなる人が多いように思うのは僕だけなのだろうか。

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テーマ : 音楽的ひとりごと - ジャンル : 音楽

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