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2017.01.11 (Wed)

演奏の不安と登山の途中の


  演奏をし終わったときに拍手をたくさん貰うのが一番の幸せな瞬間ですみたいなことを言っている人がいたけれど、そんな人はね、ご褒美が貰えないとやる気が起きない人なんだよね、なんて言ってみたりする。


  そう云えば、僕は毎年羊蹄山を登るのだが、その練習として何度か藻岩を登ってある程度の手応えを感じつつ羊蹄山本番を迎える。


  本番は魔物が棲むと云う通り、思った通りには絶対に事が運ばない訳で、歩く早さは一向に速くならず、瀕死の手負いの老体が四苦八苦ののたうち回るような姿で傾斜をよじ上る。


  それがどこぞの登山部の山行だとしたら顧問に「やる気がないんだったらもう帰れ!」と怒鳴られて荷物を下山方向に投げられるのが落ちなのだろうが、こちらの本心としては山を登るのは楽しい。


  しかしそれ以上の速さは出ず、のたうち回るような姿以上のシュッとした登山スタイルで登る余裕などありゃしない訳で。


  しかし実際には3合目から5合目を蠢く間の時間の全ては登るか諦めるかのテーマで延々と議論を戦わせる訳で、6合目を越えたら肝が据わるので頂上を目指し、息も絶え絶えに下山して大きな口を開けて荒依拠級を繰り返しつつ温泉に向かって、傍目で見たら「あいつはヤバい」と云う雰囲気をぷんぷんと醸し出す、その全てが僕としてはとっても楽しいし、やり甲斐が凄くある。


  登山も演奏の本番も身を削って精一杯に自分の人生を生きる訳であって、その全ては実に充実しているはずで。


  しかし充実しているけれど毎回不安と絶望と恐怖の縁を彷徨うように生きているしかできなくて。


  だから拍手を貰うのをほしがる人なんて、・・。


  なんて悪口を云う傍から、横をさして汗もかかずに友と談笑しながら羊蹄を下山する人が瀕死の僕の横を通り過ぎる・・、僕は彼らに悪口を言う気力さえ残っていない。


  仕方ないさ、僕はこれ以上出来ないんだもの、ただ精一杯自分の人生を生きるしかないよ。


  なんて、僕はいったい誰に語りかけようとしてこんなことを考えたのか・・・意味不明ですね。
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