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2014.11.10 (Mon)

魅力の解説

 昨日は僕の命の恩人の見舞いを兼ねて函館に行ってきた。

 宿に入る前に箱館山の麓にある谷地頭温泉に久しぶりに入ろうと思い寄り道をした。

 子供の頃に入ったこの温泉は体育館かしらと思うほど広くて湯殿の周囲にはここは死体置き場か知らんと思うほどに老人があれらもない姿でばたばたと寝転がっていて、その頃はまだ入れ墨というか彫り物をしている人が当たり前に入浴していて、中には全身に奇麗に彫り物をしたおじいちゃんがまるで美しいちりめんのように美しい色彩に染められた皺だらけの身体を背筋をぴんと伸ばして鯔背に歩いていたのを覚えている。

 その湯船の一番ぬるいところに入ってぼおっとしているときにふとこんなことを考えた。

 例えば、テレビとかである分野の専門家を呼んでインタビューなんぞをしたその最後の方で質問者が「○○さんにとって□△の魅力っていったいなんでしょうか?」などと云う質問があったりするのだが、そう云う馬鹿な質問に対する答えを、尋ねられた多くの人が困ったような顔でごく当たり前と云うようなことを言うと云う場面を思い出した。

 専門家が答えるその魅力の言葉のすべてがその人にとっての魅力であることには間違いがない。

 その答えの内容は、即ちその人とその物との付き合い方の長さや強さ、関わり合いの深さを表すだろうと思うが、稀ではなくあまり芳しい答えを聞いた覚えがない。

 あまりに好きで人生の伴侶となったそのものを改めて意識化、又は言語化して考えることがあり得なかったのだろうと思うのだが、それ以上に自分がとても大切に考えていることが、いったい何故大切と思っているのかを説明する、そのことの難しさを痛感した次第で。

 多少の逆上せ加減のまま風呂場を後にして、見舞いをして、演奏会後の気楽な気分を堪能するように酒を莫迦みたいに飲んで、今日は絶不調だったりする。
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