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2014.03.31 (Mon)

優れた音楽家の質

 複雑な音楽を演奏するためには身体の隅々の動きまでを感覚的に察知できなければならない。

 そう云うことに想いが行ってしまったら、自分の身体のことや自分の外の世界からの刺激に対してこれまで異常に敏感に感じ取ろうとし始めて、そのために例えば禅に走ったりヨガ的な心と身体を一体化するようなことを始める人って多いように思うのだが。

 またいったい自分は音楽と云うものをどのように捉えていて、何を美しいと思うのか、また演奏すると云う行為はいったいどういうことなのか、なんてことを考え始めて考えあぐねる頃になって哲学とか思想とか云うものに縋ろうとして必死に分かりもしない難解な本と付き合うようになって、そのために発言から日頃の仕草に至るまでそのような瞑想的で思想的な佇まいを周囲にまき散らすようになって、それがためにクラシック音楽と云うものが必要以上に難しいものだと云う幻想を生み出しているような気がしたりする。

 と云うことの全部が本心と云う訳では勿論ないけれどその辺のことが必要だと云うことの意味が少しだけ分かったりしている。

 クラシック音楽は、僕が専門に学んだのはクラシック音楽でそれ以外のことは分からないし、もしかしたら歌舞伎とかその他の分野でも同じような性質を持っているのかもしれないのだが、独特な世界感を持っているように思う。

 本来はもっとくだけたもの、仮に宗教音楽といえども境界に相応しい音楽であれば容易に受け入れられる程度の厳めしさしか備えていないと思うのだが、結局は聴く人を楽しませることが至上の目的なのだが、それを扱う人の心ひとつでなんとも云われぬありがた味を感じることがあったりする。
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