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2012.10.12 (Fri)

覚え難きを覚え

 レッスンに於いて生徒を評価するポイントとしては、曲を覚えたかどうか、テンポやリズムが正確かどうか、メロディと伴奏が区別されているか、表情が豊かかどうか、演奏がその時代に合っているかどうか、音階や装飾音やスラーなどの細かいテクニックが身に付いているか、などが挙げられる。

 一度に全部できる人など誰もいないから、時間をかけて出来ていない部分を出来るように仕向けるようにするのがだいたいのレッスンの流れになるはず。

 凡その人は、出来ていないことの原因が比較的はっきりしているからそれを丁寧に説明して練習をすることで問題を解決することが出来る。

 上手になれる人は、そう云うことを通じて練習の方法をそれぞれの仕方で身につけることが出来るから、初めは無我夢中の暗中模索的な練習であったものが、次第に効率的に、また合理的に行うことができるようになる。

 しかしそういう効率的で合理的な方法を見つけられない人は、そう云う人も決して少なくないだろうが、やはり暗中模索的な練習をし続ける他はない。

 我々が日頃気に掛かるのは、練習すればするだけうまくなる人ではなく、練習しても上手になれない人で、どうすればそこから脱出させることができるのか、と云うことである。

 それで、自分が、つまり僕自身が新しい曲を覚えようとして、なかなか覚えられずに焦り始めるときに僕自身があの生徒の気持ちと重なるように、覚えられない苦しみや切なさや徒労感を自分のこととして感じて、もがき苦しむようになったりする、勿論それは一瞬のことだけど。

 我々がそれを一瞬で済ませることができるのは、覚え方の工夫の仕方を知っているからで、だからいろいろな方法を使って比較的短時間で覚えることができるから。

 それに加えて、長い時間集中力が途切れないから。

 さてリサイタル以来2週間ぶりに千歳教室に行った。

 昨日も雨が降ったり止んだり、雷が鳴ったりと云うおかしな天候であった。

 2週間ほど閉め切った教室の、殊に併設されているトイレと台所の、それらの水道はもう使用できないようにされているのだが、おそらくそのことで水道管や配水管の中から異臭が発生するのだろう、だから僕はそこに行くとしばらくのあいだ玄関と云わず窓と云わず、天候に係わらず開けっ放しにして空気を入れ替えるようにしている。

 まあ匂いは、それぞれあって、自宅教室にも独特の匂いがあって、その他の教室でもいろいろな匂いがして、拙いところでは1時間いることができないほどの教室もあった。

 勿論僕の臭いを嗅げば、僕がどこの教室にいたか分かる、と云うほどではないだろうが。

 そんなこんなで大雨の中玄関を明けっ放しにして台所とトイレに招集スプレーを撒き散らして、一応は教室に居づらいと思われないと思われる環境に整えて、さて練習とレッスンの開始である。
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