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2012.07.12 (Thu)

登山予定と震える手

 いつも夏の発表会は7月の末に行っている。

 それでその大仕事が終わった後に羊蹄山を登るのがここ数年の恒例のこと。

 しかし今年の発表会は今度の日曜日で、翌日の16日はよく分からないけれど祝日の記号がカレンダーに記されていて、祝日は登山客がわんさかいそうだからその日を外そう、と云うかいつも通り月末に近い日に決行しようなどと思っている。

 冷たい風が部屋中に立ちこめ、雨粒が地面にぶつかる音が切れ目なく発せられて眼を醒まして、窓の外を見るとどうやら未明からずっと雨が降っているらしい。

 ざあざあ降る雨音に掻き消されることなく雀の声があちこちから聞こえる。

 夏のことだから陽はもう昇っているけれどまだ人の動きは殆どない。

 僕だって確かに目覚めているけれど、ただ椅子に座り目の前の机に肘をつき伸ばした5本の指におでこを載せたまま微動だにしていないほどで。

 頬杖ならぬデコ杖だ。

 数日前のこと、目の前で震える右手を見るのは久しぶりだったからしばらく見入ってしまってから、その情景がいつも現れる。

 デコ杖の最中であっても例外はなし。

 しかも震えが出るような状況では、他愛もない会話もままならないのに、その後僕は街に出るようがあるために彼の車に便乗させていただくことにしたのだが、その運転は乱れも澱みもなく、実に大人しやかで安全この上なし。

 加えて会話も立て板に水の如くすいすい進む。

 僕は彼を見ながらなんだか狐に摘まれているような気持ちになっていた。

 彼は僕をおちょくっているのだろうか。

 しかし彼がそのことで苦しんでいることは一目瞭然だからそんな勘ぐりが介入する余地はない。

 彼がたびたび口にする怖いという言葉の奥底に何かがあるのだろうが、未だそれを解明することができないのは、そう云う心理分析のための知識の一切がない僕には当たり前のこと。

 彼と相談しながらいろいろなことを試しているけれど、それが悪い結果にならないことばかりを祈る。

 雨は相変わらず空から真っすぐに降っている。
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