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2012.05.17 (Thu)

ストレスからリラックスへ

 それまで山登りがただ苦しいだけの行為であると思っていた人が、苦しさの中にも楽しさがあるとか、そもそもそれは体力と肺活量が覚束ないためであってそれらをある程度克服することができれば延々と酸素の薄くなる方向に向かって斜面を登るだけの行為と思われていた行為が、違う風景と温度の変化、いろいろな虫や植物、ある意味背筋が寒くなるような上昇気流などと云った諸々の現象を否応なく実感できるようになればもう山に登ると云うこと自体に気を病むことはなくなる。

 勿論それがもの凄く高く険しい山であれば、ある程度の準備をしなければならないが全体の計画を立てることができて、きちんとリーダーを立てることができればある程度余裕を持って歩き始めることができそうである。

 尤も僕は専ら単独行が多いのでそんな険しい山に出向くことはないけれど。

 と云うような具合にギターの練習を重ねられるようになった人は、とにかく高く険しい山を目指す人と、山という存在とひとつになるように山歩きを楽しめ人に分かれたりする。

 人前で何ごとかをするのがもの凄く苦手だった僕は、北海道で夏山を楽しむことができるわずかな期間で時間を見つけると脇目もふらずただひたすらに山を登って走るように降りてくると云う行為を繰り返していた、それは普段のストレスから逃れたいという逃避行動の現れのためで、その時は景色とか天気模様とかそんな風情とは一切関係なくただ地面を踏みしめる音と荒々しい呼吸の音だけを聞きながら、目の前の道路をてっぺんまで上り詰めると云う無意味なことをしていた。

 しかし少しずつ心に余裕ができてくるに従って、登山にかかる所要時間は長くなったかもしれないが、時間をかけるからこそ見えるものがもの凄く多くなったことに気がつくようになった。

 と云うようなことは山登りの話し以上に楽器などの練習の諸段階のことを云っているので、そんなことは実際の練習に即して云うよりも山登やスポーツのこととして書いた方が分かりやすいと思って、またそういう風に読んでいただければ登山をしない人にも少しは理解できるのではないか。

 具体的に山登りの楽しさを、それはギターの練習の楽しさと言い換えてもいいが、そう云うことを述べよと命じられても、はいこういういいところがございます!と云うことができない。

 例えば本当に山登りが好きな人は、登る山を選ぶこと、専門店を巡って必要なことを買うこと、計画を練ることと云うことだけではなく、登山靴を履くと云う行為それだけでも実に楽しそうにするのだし、現地で蜘蛛の巣まみれの山小屋の扉を開け中に入り、ていろいろ発見をするような僕には信じられないことだってするのである。

 以前飲み屋で隣りにいたサラリーマンがストレス解消のために始めたチェロのために仕事とチェロの両方でストレスが溜まると云っていた。

 結局山を登ること、ギターを弾くことが苦しいと思う人は、そんな行為のすべてをストレスと感じるのである。

 先日見たテレビ番組ではそんな状態をストレス脳と呼んでいた。

 それが、つまりただ長い道程を登り続けたり降り続けたり、果てしないと思われる程音階や分散和音を弾き続けるという行為を、ストレスと感じるか、楽しみと感じるかが分水嶺だからである。

 ストレス脳をリラックス脳に変えるにはアロマが有効だそうだ。

 そう云えば、山の上で嗅ぐ微かな花の香りはもの凄く心地いい。

 ギターの練習の際にも、アロマが有効か?

 でも以前安い香を焚いていたら生徒が咽せて仕方がなかったけれど。
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