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2011.05.03 (Tue)

やっちまったときに

 レッスンは、常に練習も持ち物もすべて万全な用意でできるだけ多くのものを学んで帰ってこようと云う意気込みで、毎回出掛けることができる、と云うことはもの凄く幻想的で楽天的な妄想である。

 習いたてならば、新鮮な興味と意欲に満ち溢れているわりにやることが少ないから下手なミスをすることがない。

 けれど少しずつ難しい局面を迎えるようになって、レッスンに出掛ける寸前まで必死に練習しなければならないと云う段階になると、家を出る寸前まで練習をせざるを得ないから、そうなると物忘れと云う忌まわしい迷宮に迷い込む人が多かったりする。

 だから鞄から楽譜その他を出し始めて「はっ!」とか「ほっ!」とか呻く人が頻出するのである。

 実のところ、忘れ物は僕も誰彼もしょっちゅうしているから多少のことでは心配はしない。

 仮に教材を忘れて困ったとしても、我々の教室には同じものを揃えていることが殆どであるし、また仮になかったとしても別のことをすれば宜しい訳であって、我々は何も殊更に動揺する必要はないのである。

 しかし生徒さん方は、そんな忘れものに対してもの凄く神経質になって、レッスンに集中できないまま終わってしまうことが多い。

 勿論、生徒さん方は一所懸命に練習してきたものを披露したいのにそれができなくて落胆するだろうけれど、彼らがどれだけ練習してどれだけのことが身に付いたかは、特にその曲を練習しなくても全体から分かるものである。

 そこでおろおろしてレッスンが台無しになる人がいれば、気持ちを切り替えて今自分ができることをしっかりやり遂げようとする人がいる。

 そんなときに、自分がどうなるのか、しかしどうなりたいのか、もしもそのギャップが分かっていれば、なんとか対処のしようがあるものである。
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