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2011.02.28 (Mon)

楽器の良し悪しについて

 仕事柄いろいろなギターを見せていただいたり弾かせていただいたりする。

 それは新しく楽器店に入荷した新品や中古のギターだったり、様々なプロやアマチュアの方の持っているギターをことあるごとに触らせてもらったりと云うことで、それは常にとても貴重な体験である。

 そう云う経験を通して思うことは、それはギターばかりでなく、およそ人間が介入するすべてのことに通じることだろうが、楽器を作ったり、本を書いたり、曲を書いたり、絵を描いたり、演奏をしたり、演説をしたり、その他諸々のことをする「人」の人となりが明瞭に現れるだろう、と云うことである。

 そんなことは今更云うまでもないことである。

 然し、誰でも知っていることを、わざわざ今頃云わなければならないと云うのは、良いものをもっと多くの人に知ってもらいたいと云う気持ちと、紛い物を掴むような間違いをしないようにしたいと云うふたつの思いによって突き動かされるのである。

 とは云え、世の中駄目人間に惹かれる人だっているし、もっと云えば、僕が駄目なものに惹かれる人であると云う可能性だって充分にある。

 そうなれば、結局は良し悪しなんかない、全ては人それぞれの好みで決まるのだと云う、ある意味投げやりな意見がまかり通ることになることになるだろう。

 然し全てが人それぞれの好き嫌いになれば、結局はその好みの傾向の数の多いものが「良い」ものとなり、それ以外のものは必然的に悪いもの、劣ったものになるだろう。

 然しその評価は、もの自身の良し悪しで決まるのではなく、ただそれを選んだ人の数が多いと云うことしか表していない。

 数が多ければ良いと云うのは、その良さを多くの人が知っていると云うことよりも、宣伝の上手さや人の心をつかむ技を持っている人の戦略の上手さしか表さないので
ある。

 良いものを見付けようと云う作業はものの本質を見極めようと云う態度によって
のみ、遂行されるものである。

 広告代理店の策略に乗せられないようにしよう。

 と思っても、人の言いなりになろうとする人って以外と多いんだよね。
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