fc2ブログ
2010年12月 / 11月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫01月

2010.12.13 (Mon)

味のこと

 出先で食事をすることは、とても難しいものである。

 つまり出先では自分で料理を作ることができないからその土地の料理店を利用することになる。

 しかし見知らぬ街で、美味しい店を探すのは至難である。

 と云うよりも、不可能だと云っていいような気分になることだってある。

 店が嫌ならば、コンビニか弁当屋で腹ごしらえをすればいいのかもしれないが、それもよく選ばなければ、ただ塩辛く、やたらに甘く、とにかく油っぽいような食べ物を、ただ空腹を満たすためだけに食うことになり、それは食事と云うよりも餌と呼べるようなものになって、とても哀しい気分になるものである。

 素材の味が分からなくなるまで、調味料の、それも化学調味料の味を加えることに、いったい何の意味があるのか、僕は分からない。

 確かに食はその土地の長い歴史を経ながら洗練される。例えば栃餅のような。

 でも明らかに洗練されていない味だってある。

 おふくろの味と云うのは、調理人である母親の育った食文化と彼女の創意工夫の総体でできあがるが、それは調理人の「より美味しいものを」と云う意欲の現れである。

 そのような人の作った食べ物は、僕が食べた限りはどれも美味しかった。

 そのような意識で料理を作っている調理人のいる店は、やっぱり数少ないのだろうなと思う。

 これは実に悲しいことである。
スポンサーサイト




いつもお越しくださって有難うございます。ブログ村参加して見ました。
お好きなところをクリックよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 クラシックブログ 弦楽器へ にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ にほんブログ村 クラシックブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ


PVアクセスランキング にほんブログ村 松木幸夫的思考 - にほんブログ村

テーマ : ○○について考えよう - ジャンル : ブログ

18:21  |  食べ物  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
 | HOME |