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2010.11.26 (Fri)

大人も子供も皆同じ

 褒めりゃ図に乗る、叱れば拗ねる、さりとて殺せば化けて出る、と云う文句は落語好きにはよくご存知の話しであろう。

 噺の場合、この一文の主人公は「女性」である。

 尤も、最後に書かれた殺せばの件を実際に体験した人はあまりいないだろうと思われる。殺人は重罪だからである。

 だが、その前の図に乗ったり拗ねたりする人間は、我々の目の前でよく見かけることである。

 例えば性別に限らず小学生にレッスンをする時に我々が困惑する彼らの行動である。

 またはレッスンに付き添う親の中にもそのようなタイプの人がいると友人から聞いたことが何度もある。

 故に、子供と女は、相手にするのが難しい、と短絡的に考える向きもあるだろうが、もう少し状況を落ち着いてみて見れば、大人の男であってもなかなかに図に乗ったり、拗ねたりすることに長けている人がいることに否応無しに納得させられるものである。

 大人とは、物心と分別があって、社会的な責任が取れる人間のことを云う。多くの場合は、アイデンティティーと云う意識を持っているものである。

 アイデンティティーとは、自分が自分であると云う確固たる意識であって、それがなくなれば自分の足場が崩れてしまうような喪失感を感じるほどに強い意識である。

 だけど、彼らが未知のものを学ぼうとする時に一番邪魔をするのが、そのアイデンティティーである場合が多い。

 未知のものを学ぶ場合は、大人も洟垂れ小僧も皆先生の云うことを受け入れなければならない。

 子供と云うのは、ほぼ周囲にいる人は大人であって、彼らからいろいろ学ぶことが当たり前の環境にいるからいいけれど、大人は先生よりも年上の場合があるし、人格的には先生よりも図抜けている場合が多かったりする。

 明らかに自分よりも劣っている人間の云うことに頭を下げて謙虚に学び、彼らから見れば年下の青二才に向かって「先生」と云わなければならない。

 さらにそれだけでなくて、明らかにできないことをやれと云わんばかりに難しい課題を出されるに及び、彼らの顔つきと口調が変わってしまうのは致し方のないことかもしれない。

 子供の扱いは難しい。

 大人の扱いは、尚更に難しい。
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