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2010.10.16 (Sat)

ポピュラー音楽の勧め

 基本的に僕は、クラシック音楽と云う西洋のルネサンスからバロック、古典派からロマン派を経て近代現代、更に前衛からポストモダンへと繋がる一連の音楽の分野及び、多少のそれ以外の音楽しか演奏できないけれど、レッスンでは所謂ポピュラー音楽を生徒に弾かせることがある。

 それは何かと難しいと云う固定観念の拭えない作品ばかりをレッスンで取り上げる
と、弾くことばかりに注意が集まってしまうために、その音楽が何を現しているのか、それをどのように構成されているのか、など細々としたことにまで気を配ることができないのである。

 一般的に我々は、クラシック音楽を知る前に歌謡曲、或いはJ-POPと云われる種類の音楽から親しむことが多い。僕の場合は、殆ど懐メロと津軽民謡であった。

 であれば、音楽の楽しさや味わい方を知る作業をポピュラー音楽から始めることが適当なのかもしれないのである。

 だから僕は時折そのような曲をレッスンの課題曲として与えることがある。

 例えば切ない曲の音の出し方、気持ちの持ちよう、楽しい曲のうきうき感、様々な音楽のノリについてなどを知るためには、ソルやバッハよりも、映画音楽や演歌の方が分かりやすいだろうと思うからである。

 それで、よく分かる曲を練習し始めて、切実に出したい音があると云う思いが内面に現れて、それが膨らんだときに、自分のタッチの未熟さやテクニックのなさを痛感して初めて真剣に自分の技術の不甲斐なさを反省できるのである。勿論それは古典の曲で知ることができれば手っ取り早いのであるが。

 例えば「テイクファイブ」のようなスタンダードや「戦場のメリークリスマス」のような映画音楽を、我々がメディアを通じて聴くような音、または空気感を自分の奏でる楽器から出すことは、非常に難しいことである。
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