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2010.09.15 (Wed)

合奏の醍醐味


 西洋音楽は、合奏が基本である。

 つまり単旋律では成り立たない音楽である。

 勿論、グレゴリオ聖歌などは単旋律であるが、それは和声と云うシステムが確立する以前の話しであるから、ここではそのことに関しては無視することにする。

 合奏は、何も数多くの人と一緒に演奏することが条件ではなくて、たくさんの音を一度に発するような演奏のすべてを合奏と云うことができる。

 だから独奏楽器であるピアノやギターだって、独奏曲を演奏しながらも常に合奏を演奏していると云うことになるのである。

 先日の合奏の練習日に、最近僕が練習の始めに行っているのは、合奏の基本である和音の響かせ方のレッスンである。

 単純な和音を弾かせてみて、当然のように初めは、ただ4パートの楽器の音が聴こえるだけであって、我々はその音を聴いて「ギターの合奏とはそんなものだ」と納得してしまいそうになる。

 そこで僕は以前も思い出したようにやった課題をメンバーに提示するのである。

 それは単純な和音をメンバーに弾かせるのである。

 どのようにするかと云えば、全員で弾いてハーモニーが感じられないときは、例えばファーストパートに高いソを弾いてもらい、セカンドパートにはミを弾いてもらい、サードパートにはドを弾いてもらう。余裕があればバスパートはオクターブ下のドを弾けなよろしい。

 そのようにして和音を弾くのだが、先程書いた通り、何の指示もなく弾いてもらえばただの4つの音が鳴るばかりである。

 だから、僕はファーストとサードの人に「ソとド」を弾くように告げるのである。そしてそれぞれのパートに強さを指示する。

 そこで5度の協和音程が生まれたらしめたもの、セカンドパートに参加してもらって単純な3和音の美しさを体験してもらうのである。

 驚くなかれ、ギター歴○十年の猛者もその響きにうっとりすること、ほぼ間違いないことである。

 その次に行うのは単純な和声進行を演奏してもらって和声感を確かめることである。

 それでハーモニーの美しさを感じてもらいながら合奏の曲を演奏してみると、もうメンバー自身が、その響きの美しさの虜になっているような豊かなハーモニーを維持しつつ演奏をすることができるのである。

 そうすことで音を外すと云う行為が、ただ彼自身が間違えたと云うこと以上に、和音が濁ってしまうと云うことで間違いを正すようになるのである。

 
 と云うようなことを考えつつ先日はすすきので酒を飲んで、いい気分で店を出たらギターを忘れたことに気がついた。

 大慌てで僕は店に戻ったのは云うまでもない。

 ただ考え事をしていては、大切なものを忘れるかもしれないと云う、教訓である。

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