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2010.04.04 (Sun)

楽譜の間違った使い方



 何度弾いているのか、何ヶ月個の曲を練習しているのか分からないくらい練習していても、いつも初見状態の人が何人かいて、僕はいったい彼らに何をどのように助言すべきか迷っていたとき。

 あることに気がついたので楽譜を取り上げながら「覚えている限り暗譜で弾いてみて」と云った。

 彼らは束の間きょとんとした顔になったが、少しだけ目をつぶって気持ちを集中させてから弾き始めた。

 いくつかは覚えていないところがあったけれど、彼らはしっかりと曲を覚えていたことが確認できた。

 しかも、演奏がいい具合に集中力と躍動感を帯び始めていたのである。

 それまでの彼らの演奏での楽譜の役割は、「Aの部分があってそれからBにいくんだっけかな?どれ楽譜でも見てみようかな」という具合に、音楽の順番の確認のためだけに使われていたことに気がついたのである。だから一々音楽を中断しながら今自分が弾いている場所を目を細めながら探して、探し当てた後ようやく次の部分に取りかかると云うような至極手間のかかるやり方を採用していたのである。

 僕が練習は楽譜を見ながらすることと、と云う意味をそのように解釈したようだ。

 実際は、音楽の筋道をしっかり頭に入れてから練習は始まる訳で、その音楽をどのように演奏するべきかを楽譜から読み取るようにすることを僕は彼らに説明したつもりだったのだが、その辺の意思の疎通が上手い事できていなかったのであろう。

 他にも、楽譜を見て弾けと云われたために、じっと楽譜を凝視して弾こうとするけれど右も左も分からないように当惑する人がいる。

 また楽譜はどうも読めませんと云い、目をつぶったまま記憶だけを頼りに弾き続けるような頑固者もいる。

 百人百様とはよく云ったものだ。

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テーマ : 音楽的ひとりごと - ジャンル : 音楽

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