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2010.02.16 (Tue)

スケートと我慢


 朝起きると、昨日宵から降り始めた雪で窓の外の景色は全体的に少し丸みを帯びているように見えた。

 僕の車にもこんもりと雪が積もっていて、まるで薄汚れた大福のようだ。

 最近は、運動不足を痛感していて、駐車場の雪かき程度では解消されないことくらいのことは重々自覚しているし、それとは別になんだか身体を動かしたいと云う気分である。

 そうだ、近所の真駒内にあるスケート場に行って飽きるまで滑ってこよう、と突然のように思いついた。

 本当はスキーに行きたかったのだけど、まだ一度しか行ったことがないスキー場にたった一人で行く勇気はないし、一人で満足にスキー靴を履く自信もない。さらに現場に行くまでだって結構な時間がかかるだろうから、などと云う理由を付けてスキーに関しては次回に持ち越すことにした。

 さて、真駒内にある屋外のスケート場は何度も行ったことがあった。受け付けに行ってみると、そこは1月末で営業を辞めてしまったからアイスアリーナに行ってくれと云うことである。

 今日は初めて屋内のスケートリンクで滑ることになった。

 午前のリンクには、静かにフィギュアスケートの練習をしている年配の女性が一人と、休憩室にいる初老の男性2名、後は監視員ぽい人だけがいた。

 ゆるゆると、まるで亡霊のように力なく僕は滑った。

 1時間ほど滑って腰の筋肉が若干強ばったところで今日の運動は終了である。腰の強ばりは、持病の腰痛ばかりでなく、昨日ピアノを動かして裏っ側を掃除したことも影響しているだろう。またこの程度の疲れなら、午後からの仕事に差し障りはないから、僕にとってちょうど良い運動量と云うことかも知れない。

 話しは変わって、レッスンでは精神論にならない程度に、我慢すること、相手の云うこと(人だったり楽譜に書かれた意味だったり)をよく聞くこと、集中力を保つこと、自分の限界点を勝手に決めないこと、などを説明するわけだが、どれだけ彼らに伝わっているのかは、甚だ疑問である。

 もし彼らがそのいずれかの僅かな部分に気がつきさえすれば、練習の内容が変わって、演奏が明らかに変わるはずなのである。

 それはそれまでの練習では気がつかなかった間違った身体の動かし方などを気をつけながら練習できるようになること、或いは楽譜をよく読んで作曲家が何を云いたいのかを理解できるようになること、自分をある程度客観的に見るようになって初めて気がつくことに、などに気がつくようになったと云うことの現れであるから。

 勿論、レッスンの初めから我慢することの必要性ばかりを説いたりはしない。

 それ以前に、楽器を弾くことが楽しいと思う気持ちの方が大事だからだ。

 そこから、次のステップに移行するタイミングが非常に難しいものである。

 そのタイミングは、人それぞれによって違う。一番簡単なのは、彼らの心の中に「もっといい演奏がしたい」と云う気持ちが芽生えた時である。

 そうなれば、彼らは自主性を持って練習に励むようになるから我々としては気分的に楽になったりする。

 とは云え、その思いのすべてが正しい方向に進むとは限らず、履き違え、ボタンの掛け違い、をする場合が往々にあって、気がついたときには、僕も彼も正しい方向に修正することに大変苦労したりする場合があったりする。

 そのためにも、我慢強く、早合点をしないで、客観的にものを見て考える力を身につけることが必要である。

 それよりも、僕は呑気にこれを書いている暇はなくて、早く部屋の後片付けをしなければいけないのである。

 ああ、大変だ。

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テーマ : 音楽的ひとりごと - ジャンル : 音楽

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