fc2ブログ
2010年02月 / 01月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03月

2010.02.09 (Tue)

赤面する今日


 先日の発表会で今回参加しなかった生徒の一人が、ほぼ出演者全員の演奏中の写真を撮影してくれて、それを現像した写真の束を先週のレッスンのときに僕に手渡してくれた。

 その時の僕は、演奏と雑用に追われていたから写真撮影まで手が回らずそれを見かねて撮影してくれたのだろう。まったく感謝感謝である。

 その写真を見て、ふと気がついたことがある。

 出演者の殆どすべてが、とてもいい姿勢でギターを弾いているのである。

 よく雑誌に載っている演奏姿勢、つまり猫背で顔が引きつっているような(失礼!)力任せの如何にも体全体が強ばっているような。そんな姿勢で演奏する人がその写真の中には誰一人として存在していなかったのである。

 姿勢がいいと云うことは、第一に背筋が真っすぐに伸びていて、上体が左右にも前後にも無駄に傾いていないと云うことである。

 そういう姿勢は、僕自身生徒として発表会に参加している当時には、やろうと思っていてもできないことであった。

 何故できないかと云うと、そのような姿勢では、演奏する人の目線に発表会を聴く人の顔や身体が入ってくるからである。

 お客の顔や目がこちらを向いていると思うだけで、僕の手は震え自律神経系は暴走を始め、しまいには心臓は張り裂けそうになるから、初めは多少伸びていた背骨は少しずつ曲がって超猫背になり、顔は二目と見られぬ引きつった形相で、目は指板だけが見えるように斜めに首を傾げ、手の震えに怯えながら演奏していたように思う。

 ところが、彼らは緊張の中でも常にリラックスしようとして、背筋を伸ばして演奏しているから、全員伸びやかな音をギターから発することができていた。

 勿論、そうだからと云って全員が素晴らしい演奏をしたとは思わない。それは彼ら自身もそう感じていることだろう。

 それは全員が、それぞれのレベルで難しい曲に挑戦しているからそのプレッシャーに押し潰されそうになりながらの演奏だから彼ら自身思いもよらぬところで間違ったりするからである。

 しかもそのことを彼らは真摯に受け止めているようなのである。だから彼らは着実に次のステップに移行することができるだろう。

 レッスンでの話しや、ここに書くことは、どちらかと云えばいろいろな楽器を学ぶ人の抱える問題点を解決できるような事を書くつもりでいるのだが、そういう性格上話しの内容は彼らの欠点をあげつらうようなないようになることが多い。

 そんなことをぼんやりと考えていたときに、僕の頭の中に先日の発表会の写真と演奏が甦ってきたのだ。

 僕は、もの凄く赤面した。

.
スポンサーサイト




いつもお越しくださって有難うございます。ブログ村参加して見ました。
お好きなところをクリックよろしくお願いいたします。
にほんブログ村 クラシックブログ 弦楽器へ にほんブログ村 音楽ブログ 音楽教室・音楽学習へ にほんブログ村 クラシックブログへ にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 札幌情報へ


PVアクセスランキング にほんブログ村 松木幸夫的思考 - にほんブログ村

テーマ : 音楽 - ジャンル : 音楽

19:22  |  ないしょ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)
 | HOME |